拭き漆

さわら片手汲み桶はコチラ

漆の樹から採取した漆を濾過によって木くずなどのゴミが除去された生漆を木地に摺りこみ、拭き取ることを5回ほど繰り返す技法のことを「拭き漆」といいます。
古来より使い続けられている天然の自然塗料の漆ですから、からだにも木にもやさしく安心してお使いいただけます。

湯桶の最適材である信州木曽産の銘木「椹（さわら）」製の座楽風呂椅子。

特長

・拭き漆製品は水分の吸収を抑え、湯桶などが重くなりません。
・汚れを抑制し、素木製品に比べ耐久性が高く、長く使えます。

商品詳細　※クリックで拡大します。

漆のかぶれについて

漆にかぶれるのは、液体の状態のものに触れたときです。
拭き漆の加工後、充分に乾燥させてあります。
漆は一度乾燥すればかぶれることはありませんが、万一かゆみや発疹が出た際は、すぐに使用をお止めください。

木曽の作り手とともに

「使う人の手入れの方法が桶の寿命を決める。その寿命を永くするためにも技術の習得は一生の仕事。」桶職人の仕事場に積まれた木材から、香りとともに熱気あふれる仕事が毎日続く。
高樹齢の厳選された木材を「荒削り、木取り、組立て、仕上げ削り」と大切な工程は今もなお手仕事で仕上げる。
「人の肌と木の肌は同じ。すぐに差が出なくても、手をかければかけてやるほど2年後、3年後の肌に違いがでる。」多くの道具を巧みに使い分ける骨太な手から滲み出る自信と迫力。
その職人が作る桶には江戸時代から変わらない「用の美」とご飯の余分な水分を吸収して本来の旨味を引き出す力が兼ね備えられている。

昭和48年8月、木とともに生きる木製品加工会社として設立後、全国有名百貨店、専門店をはじめライフスタイルショップなどで販売されております。
樹齢100年〜300年を中心とする木曽の原木を有効に活用し、毎日の暮らしの中で生まれた伝統的な木製品から、新しい視点でとらえた木のクラフト製品まで幅広く製造。
木は唯一、再生可能な資源。
長い時間をかけ木を育て、伐採し、また植林するというサイクルの中で「木の香りと優しさを生活にする」ことをテーマに商品づくりを進めています。